こちらこそよろしくお願いします。
インタビューしていただけるなんて大変光栄です。

ドグマに入ってから監督をやるにあたって、TOHJIROさんに最初に命名されたのが「フック菊池」だったんです。
その後一旦ドグマを辞めたのですが、2年ほどで出戻って、改めて付けられた監督名が「FK2（フック菊池Ver.2）」。みたいな流れですね（笑）

そうなんです。ドグマの監督名は、ほとんどがTOHJIRO命名なんです（笑）

もともとは地方で雑誌の編集をしてました。至って普通の健全な仕事をしてました。
ただ、昔からとにかくAVが好きで、三度の飯よりAV見てましたね。

それから27歳の時に、AVの仕事をするんだ！と思い立って、当てもなく東京に出てきたんです。

そうなんです。
当時「二村ヒトシ」というドグマの監督が好きだったので、上京してから一方的にドグマに履歴書を送って、面接させてもらって、半ば強引にドグマに入社させてもらったんです。

入社後は、ドグマのハードな現場でアシスタントとして修行させてもらいました。

もちろん大変なんですけど、とにかく刺激的でした！
イラマはもちろん、ゲロ、浣腸、スカトロ、緊縛、SMもエロいし面白いし狂ってるしで。
ぶっとんだ撮影現場がとにかくヤバくて、僕もいつか撮りたいなって思ってました。
その思いで続けてこれた感じです。

もちろん監督やりたくて、最初の頃から企画書出したりしてたんですけど、なかなか通らなくて...。
一時期諦めモードの時もありましたけど、20ページぐらいの企画書を書いて、ようやく認めてもらって、監督として撮らせてもらった感じです。

2020年からFK2名義で作品を撮るようになったんですけど、当初はソフト路線の作品だったこともあって、正直あまり売れなかったんです。

次は外せないとなって、イラマメインの「喉姦面接 水谷あおい」を撮ってみたら、女優さんも綺麗で結構売れたので良かったなと。
さらに2作目の「望月あやか」がかなりヒットして確信に変わりましたね。

元々「喉ローター」は予定してなかったんですけど、男優（澤地真人）さんが流れで喉に入れてくれたんです。
そしたら思いっきりゲロが出て、凄まじいリアクションが撮れたので、ヤベ～ってなったんです！

そうです！
僕にとってもこれが大きなターニングポイントになりましたね（笑）。

撮影もプレッシャーでしたけど、既にキャスティングされていた女優さん、男優、縛師は一流揃いなので、その点は安心してました。
1番の不安材料が監督の僕でしたが、みんなに助けられて撮ることが出来ました。

2005年から続くMドラッグには多くのファンがいるので、僕が撮ったことで受け入れてもらえるのか？という意味で、発売後の反響が本当の意味でのプレッシャーです。

僕の中で、イラマチオは抑えられたＭの感情を引きだすアプローチとして適していると思ってます。
セックスは演技できても、ゲロ吐いたり、喉ボコしたりは演技じゃできないですからね。
イラマできるできないの差はあっても、反応はガチなので、女の子自身もどうなってしまうのか分からないっていうのが、イラマの魅力ですよね。

現状、多くのイラマ作品があるなかで、シチュエーションやプレイで、これまでにない新しい形のイラマを見せていけたらと思ってます。
「めっちゃエロくて儚くて可愛い！こんなリアクション他では見たことない！そうそうこういうのが見たかったんだよ！」とか言ってもらえる作品を撮っていきます！
出演していただける女優さんに感謝しながら、今後も期待して見てくれると嬉しいです！